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2007年09月06日

安岡章太郎『愛犬物語』



台風の接近で天気が悪いので、犬の散歩もお休み。
読書がはかどります。

本書は、あまり気の進まないままに友人から世話してもらった紀州犬コンタと過ごした日々を割と淡々とつづっています。
このべたべたした甘さのない描写は、男性作者だからなのか、室内で飼うことの少ない日本犬の飼い主だからなのか、
とにかく群ようこの「猫可愛い〜」って感じが漂ってくる文章と違って淡々としています。
犬の話といいつつ、犬以外の部分(作家仲間の話など)も多いですし。

日本犬礼賛で、洋犬はあまり評価していないところは、洋犬を飼っている私としては少し寂しく感じてしまいますが、猫派の群ようこの本を読んだ後に犬派の本を読むと、すかっとします。

「こわいお辞儀」という話には特に共感しました。(「りっしんべん」に「白」と書く漢字。読みは「こわい」でいいのかな? 入力できず)
挨拶って難しい。
とりあえず、私は犬を連れている人とすれ違うときは必ず挨拶していますが、あとは同じマンションの人にマンション内で会ったときだけですね。
ほかの場所で会っても顔覚えていないし。

「コンタの上に雪ふりつもる」は、涙。

を読んでも思ったのだけど、やはり男性はペットのことを淡々と書く気がします。
カッコイイ。
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群ようこ『たかが猫、されどネコ』



今までいろいろなところに書いた猫の話のみを集めた短編集。
群ようこの本はほとんど読んでいるので、読んだことあるはずなのに知らない話ばかりでした。
書籍化されていない雑誌掲載分とかなのかな。

ビーの飼い主の名前が、アルファベットで表されている話と苗字が書かれている話があったり、統一されていません。
初出のままにしてあるのでしょう。

私は犬も猫も大好きで可愛いと思うけれど、文章で表現することはできません。
写真がなくて、文章を読んでいるだけなのに猫の可愛さがこれでもかっ!!というくらい伝わってきて、猫好きにはたまらない本です。

群ようこは実は猫がそんなに好きではなかったというのを初めて知って驚きました。
「猫嫌いが猫好きになる話はよく聞くが、犬嫌いが犬好きになる話はあまり聞かない。よって、猫のほうが犬よりエライ」
なんていうのを読むと、妙に納得してしまいました。
が、旦那にその話をしたら「猫嫌いと犬嫌いの総数がそもそも違うだろうから、その理屈はおかしい」と言われて、今度は旦那の意見に妙に納得してしまいました。
納得しやすい性質みたいです。

この本は、文庫本サイズでハードカバー、白くて高級感のある装丁なので、プレゼントにいいですね。
猫好きの相手限定ですけど。
タグ:群ようこ
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2007年09月03日

ジュウドゥポゥム『ようこそパリのキッチンへ 』

   

子供部屋とかバスルームとか、いろいろ出ているシリーズの一つ。
デザイナーとか写真家とか、クリエイティブな仕事をしている人の部屋ばかりなので、独創的で見ていて楽しいです。

地震がない国のインテリアだな〜と思うところは多いけれど、キッチンだと真似しようと思ったらできそうなところがよかったです。
リビングとかだと、革張りのおしゃれなソファーとかあっても真似できっこないですから(^^;;;

ちょこちょこ得意料理のレシピなんかも載っていて、役立ちそう。
と思ったけれど、よく読むとスーパーで簡単に手に入れにくい食材や調味料が使われたりしているので、あんまり役立たないかも(笑)

このシリーズ、一時期ハマって何冊も読んだのだけど(写真ばかりだから「読む」というより「見る」だな)飽きてしまっていました。
久々に読んだら楽しめたけど、まあ、しばらくはいいです。
文字数は少ないのに、写真と照らし合わせて読むと意外と疲れるんですよね。
字の大きさが小さいせいかな。
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2007年08月30日

角田光代、松尾たいこ『Presents』

  

女性が一生のうちに受け取るプレゼントの話。
名前、ランドセル、初キス…。
正直言って最初の2作は、センチメンタルすぎて面白くありませんでした。
まあ、話が進むにつれて楽しめるようになってきたかな。
絶賛するような本ではないと思うけれど。

プレゼント、というタイトルに合わせて包装紙のような装丁にしたということですが、この本をもらっても嬉しくないですね、私は。
押し付けがましい。
お前は私に何を感じろというのだ? と、思ってしまいそうです。
結婚式とかウェディングドレスに憧れるような女性にはいいのかも。

と、辛口に書いてきましたが、普通に読む分にはそれなりにいい本だと思います。
あんまり「プレゼントか、そうかそうか」と考えすぎないで読めば。
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宮部みゆき『誰か Somebody』

   

まあ、最後までそれなりに楽しく読めたけれど、宮部みゆきにしては平凡な話という感じがしました。
あと、やたらとたとえ話みたいな描写が多いのが作者の特徴なのかもしれないけれど、何作も続くとちょっと読むのに疲れてきました。
まわりくどいというか、よけいな説明というか。

帯か何かに「平凡で幸せな探偵、というのはあまりいないので書いてみた」というようなことが書いてあったのですが、設定はちょっと変わっているにしても、平凡で幸せなおじさんが普通に事件の調査をしているようすを描かれても、なんかつまんないなーって感じでした。

宮部みゆきは『火車』で知って、それ以来、現代小説も時代小説もどれもこれも面白くて「ハズレがない」と思ってきましたが、この作品は…。
宮部みゆきを知らない人に、最初には手に取って欲しくない本。
タグ:宮部みゆき
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2007年08月21日

魁!音楽番付とTommy heavenly6

 

先日、魁!音楽番付で「Stand by me」を歌っていた the brilliant green を見て、2、3回しか聴いていなかった Tommy heavenly6 のアルバムを引っ張り出してきました。
音楽番付では、「夏に聞きたい曲」をいろんな人に聞いていましたが、私は特にそういうのはありませんね。
まあ、皆も特にそういうのはなくても、番組として成り立たないから聞いているんでしょうけど。
生放送ということでとにかくダラダラしていて、早送りしまくってスピッツと the brilliant green くらいしかちゃんと見ませんでした。

スピッツのインタビューは、BGMがうるさくて聞き取りにくかったです。
the brilliant green の新曲は、正直いいのか悪いのかよくわかりませんでした。
あんまりちゃんと歌えていなかったような印象を受けたし。
そもそも the brilliant green のときは特に興味がなかったのが、Tommy heavenly6 として歌っているのを好きになったので、 the brilliant green の曲はあんまり好きじゃないのかもしれません。
『探偵学園』というドラマのエンディング・テーマになっているらしいので、もう一度ちゃんと聴いてみようと思います。

番組では、ユースケ・サンタマリアが「足が綺麗」ばっかり言っていて、女優やモデルでないのにスタイルのよさを褒められても嬉しくないだろうに、男ってのはわかってないね。
こいつが馬鹿なだけ?
まあ、いろんな音楽がたくさんあって、いちいち全部を聞いていられない昨今、こういう番組の司会者を任されちゃったのだから、頑張ったほうかもしれません。
コメントしようがなかったんでしょうね(^^ゞ
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2007年08月20日

角田光代『しあわせのねだん』

 

お金には無頓着。だけど、ほしいものはどうしてもほしい!
意を決して何かを買ったり、考えた末にあきらめたり。
直木賞作家が、そんなお金にまつわるひたむきな思いと体験をつづった。


今日の昼ごはんに使ったお金、クリスマスのアクセサリー売り場やバレンタインデーのデパ地下の“祭り”に踊らされて買ったものの値段。
それにまつわるあれこれを書いたエッセイ。
お金に対する感覚としては、割と庶民に近い感じ?
私はアクセサリーに3万5千円も使わないけれど、働いている女性なら買うのかもしれないし?

こういうエッセイを、もし群ようこが書いたなら、きっと“祭り”や“物欲”に身を任せてチョコやケータイや冷蔵庫を買ったりしないと思います。
買ったら後悔していそう。
でも、角田光代は“踊らされるのも楽しいじゃん”“物欲って、ありすぎるのも困るけど、なさすぎるのもね”って感じ。
本当に踊らされているわけじゃなく、“わかっているけど踊ってみたよ〜”と、どこか客観的なところがあって。

特に気に入ったのは、「松茸 4800円」かな。
ものすごい偏食で、肉大好き・野菜大嫌いの作者が「慣れ」によって好き嫌いを克服した話には感心しました。
で、そうやって克服した食べ物たちにも苦手なものがいくつかあって、この中の2品目がうちの旦那と一致したのにびっくり。
旦那に読ませたら、大笑いしていました。

エッセイを読んで好きだった小説も読みたくなるような人がいますが、角田光代の場合は大丈夫でした。
タバコを吸うところがちょっと気になるけれど…(笑)
タグ:角田光代
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2007年08月13日

群ようこ『三味線ざんまい』



毎日こう暑いと外出する気が失せてしまいます。
特に、アウトドア派でもないので「海だ、山だ」でもありませんし。
犬の散歩と買い物以外は家でゆっくり読書。

で、読んだのが『三味線ざんまい』。
内容は、作者の群ようこがずーっとやりたかった三味線のお稽古に通い、うろたえながらも少しずつ上達していくようすが描かれています。

三味線を間近に見たことはない私にも、楽器の感じや演奏の難しさが伝わってきます。
群ようこのエッセイでほかに着物のことが書いてある本もあったような気がするのですが、着物はまったく興味がないし知識もないので、想像力で補いようもなくてあまり面白くなかったかな。
それに比べると三味線はギターのように割と身近な楽器に似ているから、面白く読めたのかもしれません。

私はピアノを習っていたときも発表会が大嫌いで、大人になってバレエとか始める人を見ても、発表会がなければ習ってもいいけど…。
なんて思っていました。
でも、この本を読んで発表会の大切さを知りました。
そういう緊張する舞台を経験することによって、人は上達するもんなんですねえ。

でも、和モノのしきたりとして、いろいろお金がかかりそうなところはやっぱり受け入れにくいかなぁ。
群ようこくらいの所得があれば、「しきたりだから」とポンとお金を出せるのかもしれないけれど、一般人が趣味としてやるものにそんなにポンポンお金を出せないですよね。

それにしても、池田理代子とかもそうですが、40過ぎから新しいことを始める勇気と気合はすごいです。
真似できないけど。
タグ:群ようこ
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2007年08月06日

宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』

    

面白かったー♪ d(⌒o⌒)b♪
ものすごく分厚い上下巻なのだけど、長さを感じさせません。(上でご紹介しているのは文庫なので上・中・下巻の3冊)
ファンタジー&ゲーム好きにはたまりません。
現実世界を変えたいワタルが、幻界で冒険することになるのですが、ただのファンタジーじゃありません。
ゲーム好きな男の子が主人公なので、冒険につまずきそうになると“ここはゲームでは○○だよなぁ。ってことは”みたいに答えを出したり、“モンスターが自動的にお金を落としてくれるんじゃないんですか?”と聞いて怒られたりします。
RPGをやったことのある人ならニヤッとしてしまいますよね。
作者の宮部みゆきは、ゲームに触発されて『ICO』っていう話も書いたくらいのゲーム好きですからね(^_^)

ワタルは、現世の運命を変えるために幻界を旅するわけだけど、幻界の人たちが困っているのを見て、自分の願いでなく幻界の人のための願いを叶えようと気持ちが変わっていきます。
私だったら「僕の願いを両方叶えてください」ってお願いしちゃうけど、それはやっぱりマズイんでしょうねぇ(^^ゞ
ワタルの冒険を助ける仲間のキ・キーマやニーナ、カッツなど魅力的な脇役がいっぱい出てきます。
でも、私がいちばん好きなのはジョゾかな〜揺れるハート
可愛い〜〜〜〜っっ(*^。^*)
アニメ映画もあるようだけど、ワタルはともかくジョゾたちがイメージと全然違うので見るのはやめておきます。

しかも声優に「松たか子」の文字が…。
こういう、俳優や女優を声優に使うのはいい加減やめて欲しいです。
声優っていうプロがちゃんといるんだから、下手くそな人にわざわざやらせることないのに。
松たか子のファンだから映画を見よう! と思う人が世の中に何人いるんでしょうか?
そんなことまでしないと見てもらう自信がないのかな。
情けないですね。

続きを読む(ネタバレあり)
posted by にこU・x・U at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

『クレイモア』のサントラ、スピッツ、タイムスリップ

  

迷っていた『クレイモア』のサントラCDを購入しました。
オープニングとエンディングの主題歌も入っています。ただし、TVサイズ、つまり原曲より短いわけですが、わざわざほかに2枚CD買っても場所も取るし、このサイズで満足しています。

  

スピッツの『群青』も買ってきたところですが、『クレイモア』ばかり聞いています(^^ゞ
『群青』は、まぁまぁかな。今のところ。
カップリング曲の『夕焼け』のほうが、もしかしたら好きかも。
ただ、何度も聞き込むと考えも変わるので最終的にはどう感じるかわかりません。

あと、昔好きだったバンドTIMESLIP-RENDEZVOUS(タイムスリップ・ランデヴー。昔はすらすら出てきたスペルを今は覚えられないw)のCDも懐かしくて買ってしまったので、これも聞かないといけないし…。あー忙しい。
CDショップに行くと、アマゾンで買うのと違って思ってもみなかったものを手に取って買ってしまいますね。

  

ちなみに、アマゾンでは「タイムスリップ」「TIMESLIP」の表記の違いで検索結果が異なってしまいます。わざわざ2回検索しないといけないから面倒。統一してくれい。

さて、話が逸れましたが。
『クレイモア』のサントラは、すごくいいです。
アニメにハマっている人にはオススメぴかぴか(新しい)
特に気に入った曲は…。
とメモしていたら、半分近くになってしまいました(^^;;;
全部いいんだもん。
一応メモしたのを書くと。
01.銀眼の魔女
02.大きな剣
03.妖魔の掟
05.斬り裂く者たち
07.微笑のテレサ
10.哀しき宿命
11.神秘と深淵
15.強靭な力
17.心の傷跡
18.憧憬
24.覚醒への乱れ
25.壮絶な死闘
28.愛しさとぬくもり

その中でも特に好きなのは、2,7,10,17,24,25です。

曲名の漢字には振り仮名が振ってあるのですが、感心したのは18.憧憬の読みです。「どうけい」と読む人が多いのに、きちんと「しょうけい」と書いてあります。
ちなみに、スピッツのマサムネさんは『ハイファイ・ローファイ』という曲の中でしっかり「どうけい」と歌っていましたたらーっ(汗)

それにしても、サントラを聞いているとアニメの情景が思い浮かんできて、DVDが欲しくなります…。
でも、高いよねぇ。




posted by にこU・x・U at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

石田衣良『ブルータワー』



末期がんで余命いくばくもない男性が、200年後の未来の危機を救うSF小説。
SF人気の低迷を憂えた作者が、アメリカ同時多発テロ9.11に衝撃を受けて書いた作品。
私はSF作品をそんなに読み込んではいないのだけど、女性の中ではSFは好きなほうだと思います。
(私の周りだけかもしれないけれど、映画にしろ小説にしろ、SFが好きな女性は少ないです)
そんなわけで、この話にもすんなり入り込めました。

危機の内容は違うけれど、『ターミネーター2』と似ていると思いました。サラが、技術者マイルズにあることをしようとしたのと同じ状況。
解決方法も似ているかな。

この話はハッピーエンドだけど、考えさせられたところもあります。
持てる者と持たざるもの。
“平等=持てる者が少なく持ち、持たざる者に分け与える”外から見ていたら、持たざる者はあまりにも搾取されているから当然のことと思えるし、実際に現実の世界で私は持たざる者のほうだけど、もしも持てる者の立場だったら…。
私は持っているものを手放すことができるのかな。
格差社会の上流にいる人たちが既得権益を手放さないのもわかるな〜なんて思ってしまいます。
でも、やっぱり、まったくの平等というのは無理なんだよね。
結局、セノ・シューは統治階級であることに変わりはないし、ココを手放したりはしていないんだし。ココが手元にあるのは、たまたま資産家だったってだけなのに。

最後、未来がどうなったのかというのがわからないまま終わるのかと思ったら、ちゃんと説明があって嬉しかったです。
ぼんやりされるとモヤモヤしちゃうからね。

一つ、気になった言葉づかいがあって、「目をそらせた」という表現。
目は「そらせる」ものではなく、「そらす」ものだから、「そらせた」ではなく「そらした」が正しいはず。
「耳を澄ます」を「耳を澄ませる」と勘違いして、「耳を澄ました」のことを「耳を澄ませた」と思っている人もいるようだけど、同じこと。
校閲はなかったのでしょうか。

あと、周司が未来のことを恋人に話していたシーンは確かにあったけれど、妻には話していないと思ったのに「あのとき、頭がおかしいと思われた」みたいなくだりがあって、“あれれれ? 妻にいつ話したっけ?”と思いました。読み飛ばしてしまったのかなあ? 妻には「どうせ信じてもらえないし」と話してなかったように思えたけれど。
posted by にこU・x・U at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

絲山秋子『逃亡くそたわけ』



映画のジャンルならロード・ムービー。
小説の場合はなんて言うのかな? ロード小説??(聞いたことないw)

精神病院から抜け出した女の子と、道連れにされた患者仲間の男性。
女の子の方言が可愛くて好き。
イントネーションがわからないのが残念。
本場の人にしゃべってもらいたいな〜。

ただ、逃亡途中に畑の作物を盗んで食べるのがイヤでした。
無銭飲食もするし。
万引きもしていたような?

そんなわけで、女の子が方言で話すところ以外は好きになれないお話でした。
posted by にこU・x・U at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

藤野千夜『主婦と恋愛』



とても陳腐なタイトルで、藤野千夜の今までの作品を読んでいなければ手に取ることはしなかったと思います。「安易な不倫モノかな」なんて考えて。でも、藤野千夜ならきっと面白いはず…と思ったら、大正解でした。

優しい夫に何の不満もないけれど(んー少しはあるのかな)、偶然出会った男性に心惹かれていくチエミ。でも、自分から夫を裏切るようなことはしません。「好きな人がたまたま結婚していた」とか言い訳をする人は嫌いなので、このヒロインには好感が持てました。

チエミのモノローグが好き。「ていうか、○○だし」みたいな感じの。
そればかりだとウザイんだけど、たまに出てくるのが快いリズム。
「同じグループにしないで欲しい」とかね。
若いのに恋愛にはあまり興味がない感じで、サッカーマニアの夫と意気投合する年下の友人ワカナちゃんも可愛い。
チエミにも好感が持てたけど、ワカナちゃんが一番好きなキャラかも。

夫はチエミの心の揺れに気づいていたのかな。気づいていないように思えたけど、もしかしたら気づかないフリだったのかな。
わからないのはサカマキさん。チエミの気持ちにはきっと気づいていたと思うのだけど。思わせぶりなわけでもないし、でも、知っていてわざと遠ざけるふうでもなく。

物語の中心となるサッカーW杯。
チエミは、サカマキさんのことを「こんなに世間が騒いでいるのに無関心な人もいるんだ」と、マニアの夫と両極端の人として定義していましたが、私はチエミのような中間に位置する人のほうが不思議です。「世間が騒いでいるから何となく自分も便乗してちょっと騒いでみる」みたいな人は理解できないので。サッカーに何の興味もないのに、W杯のときだけ期間限定で楽しく過ごせるってのがねぇ。なんで?

しかし、義母が突然家にやってきても慌てふためかず、泊めることもできるのは、主婦として当たり前?
我が家は、一週間は猶予がないと誰もお通しできませぬ。きゃは☆
posted by にこU・x・U at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

絲山秋子『ニート』



表題作のほかに4作を収めた短編集。
「ニート」「ベル・エポック」「2+1」「へたれ」まではよかったのだけど、最後の「愛なんかいらねー」がね…。
読みたくなかった。特殊な性癖が出てくるので、気持ち悪かったです。

「ニート」と「2+1」は話がつながっているので、順番に来るのかな? 「ベル・エポック」の続きが読めるのかな? と思ったら、ほかのは無関係でした。
「ニート」と「2+1」は、気に入りました。「ベル・エポック」と「へたれ」は、まあ好きな話ですが、はっきりした決着みたいなのがない終わり方というか、こういう「どうなったんだろ…」みたいな余韻が残る話は基本的にあまり好きじゃないので、その点がマイナスかなぁ。

「愛なんかいらねー」は、まさかそんな話が出てくると思わなかったので…。
posted by にこU・x・U at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

井沢元彦『点と点が線になる 日本史集中講義』

 

あー面白かった!!
歴史嫌いというか、歴史にあまり興味がなくて大河ドラマも意味のわからないまま見なくなるというパターンの私ですが、この本は面白かったです。
歴史が面白くないと多くの人が感じてしまう理由や、「なぜ武士が発生したのか」「なぜ朝廷と幕府が併存したのか」「秀吉の朝鮮出兵の本当の理由」など、今まで教科書で学んだ歴史では理解できなかったことがスラスラ頭に入ってきます。信長はひどい奴ちっ(怒った顔)なんて思っていたのも誤解だったのかな〜と思ったり。
ところどころに『刑事コロンボ』『暴れん坊将軍』の話(トリビアっぽい小ネタ)などがチラっと出てきたりするのも楽しかったです。
同じ著者の『逆説の日本史』シリーズも読んでみたいです。

ただ、この本は歴史教科書を一通り学んだ大学生や社会人にはいいと思いますが、今勉強中の中学・高校生にはオススメできないかも〜。
歴史のテストでいい点数は取れないと思うので。
この本を読んでも先生に食って掛かったりしないようにネッキスマーク
テストでは「望まれている答え」を書きましょうるんるん

ちなみに上の画像は、右が文庫です。
posted by にこU・x・U at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

『みどりのゆび』



そうだ、そうだ、この表紙のおじさん!!
私は、庭師というと、子供の頃読んだ『みどりのゆび』の絵を思い出して、何か人を癒してくれるようないいイメージがあるのでした。

この本、タイトルがうろ覚えで「緑の親指」と検索してみたり、苦労しました。全部ひらがな。しかも、親指じゃなかった。
この話、最後はちょっとは悲しいんですけど、大好きな本でした。
実家にあるかなぁ。

最近、子供の頃に読んだ本が無性に懐かしいです。
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『庭師 ただそこにいるだけの人』



この本は、何かのレビューで見かけてタイトルだけ覚えていました。
勝手に“庭師がただそこにいるだけで人を癒す”心温まるお話なのかと思って読んだら、全然違いました。
読み書きのできないただの庭師なのに、周りの人が服装や態度で勝手に勘違いして大物扱いするというお話でした。

寓話らしいですが、いまだに何が言いたいのかわかりません…。
庭師にも感情移入できなかったし。
テレビが大好きで、何でもテレビで学んでいるところが気に食わなかったのかも。
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2007年06月22日

群ようこ『かもめ食堂』

 

群ようこの本が大好きで、昔は文庫本が出ると必ず購入していたのだけど(文庫ってとこがビンボくさいw。でも、最近は文庫も高いよね〜)、少し飽きてきたのか、エッセイはともかく小説のほうはあまり読んでいません。
この本は、何かで映画の紹介記事を読んで知りました。

登場人物の名前がカタカナなのがいつもは気になってしまったのだけど、舞台がフィンランドのせいか今回は気にならずに読めました。
字が大きいし平易な文章だし、推理モノとかみたいに頭を使って続きが気になってハラハラしてしまうこともないし、のんびり落ち着いた気分で読めるので、夏の午後とか病院の待合室で読むのによさそう。
(待合室ではいつ呼ばれるかわからないから、真剣すぎる本は疲れてしまうので。でも、病院に行くときって本を持っていくのを忘れて仕方なく絵本を読んだり、漫画を読んで続きが気になるのに呼ばれたりする)

近頃よく、「どこにいても自分らしさを忘れない」とかいうキャッチフレーズみたいなのを雑誌や何かで目にします。
でも、なんかそれって商業主義的で、“いつもおしゃれにしている私ってカッコイイ”みたいな、気取った感じがプンプン臭って嫌いなんです。
この『かもめ食堂』に出てくる3人の独身女性は、世間でいえば「いい年して結婚もしておらず、子供もいない負け組」ってことになるのかもしれないけれど、「私の生活って素敵☆ うふふ」って自分に酔いしれている感じではなく、肩の力を抜いて自分の生き方を楽しんでいるところに好感を持ちました。
「焦らずにのんびり行こうよ…」と言われているみたいで安心できるというか。

そうそう、主人公が経営している食堂が全席禁煙なのも気に入りましたv(^^)v
映画はまだ見ていないので、見るのが楽しみです。
タグ:群ようこ
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2007年06月20日

KREVA『くればいいのに』



スピッツの草野マサムネさんが参加しているということで、KREVAの『くればいいのに』買いました。KREVAは今まで聞いたことなかったのですが、これからも聞くことはないでしょう(笑)
ラップって、何か独り言ぶつぶつ言ってるみたいで好きじゃないんですよね。

全部で3曲入っているんですが、1曲目のサビの部分でマサムネさんが歌っています。せつない歌詞と音楽に、マサムネさんの声がものすごくぴったりで(なんでこんなせつない声が出るの〜)、さすが“サビのメロディーを思いついた時に、マサムネさんの名前が思い浮かんだ”(by 公式サイト)だけあります。

しかし、2曲目はインストゥルメンタルで3曲目はマサムネさんは関わりのないラップ曲。
これで \1,050 は、私には高かったです…。
posted by にこU・x・U at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

畑正憲『犬はどこから …そしてここへ』

表紙には「犬はオオカミの子孫ではない」と書いてあるし、かなり専門的に研究した末の本なのかと思って読んだら、肩透かしを食います(笑)
そもそも、“※この本は「東京ムツゴロウ動物王国」で行われたムツゴロウさんのティーチインの内容をまとめたもの”とあって、まあ講演会みたいなものでしょうか? もう少し、双方向性があるのかもしれませんが。
なので、文章は語り口調だし、話はときどき変な方に飛んでいくし、「なんじゃこれ?」と思ってしまいました。私の尊敬する平岩米吉の説を否定するとは…ちっ(怒った顔) なんて、肩をいからせて読み始めたのに。

でも、あとがきにムツゴロウさんが書いておられるように、「この形では嫌だ」「あと二十年先に、千ページの本にしたい」という思いを著者本人も思っていて、言ってしまえば「まだ中途半端」な段階なんでしょうね。
「犬はオオカミの子孫ではない」という新説も、かなり確信を持っているけれど、科学的に説明・証明はまだできていないとのこと。でも、証拠が後から付いてくることもあるだろうし、動物好き、犬好きでほかの人の何倍も濃密に接してきた人だからわかる直感のようなものってあるんだと思います。

ボーダーコリーやラブラドールレトリバーのルーツの話や、咬み癖のある犬を治した方法など、興味深いものもいっぱいありました。
が、何かというとキツネの話になったりして、煙に巻かれた感もふらふら

一つ、実に興味深かったのはムツゴロウさんが「犬とオオカミは違う」と考えている根拠として挙げられた「犬は、オオカミのようにボスを決めているわけではない」という話です。よく、犬は群れの生き物だから、飼い主がボスとしてしゃきっとしていないと付け上がって飼い主の言うことを聞かなくなる…なんて話があります。違うんですかね〜。
まあ、この部分だけ取り出して論じても、ムツゴロウさんの言いたいことと違ってしまうかもしれませんので深くは追求しませんが。

しかし、ムツゴロウさんの動物王国、憧れだったなぁ。
テレビで特番をやるたびに見ていました。
ムツゴロウさんとドリトル先生のおかげで、私は動物好き、犬好きになったんだと思います。
あとがきに「熱心な取材をするほどに、私はそのことについて書かなくなってしまうという、悪しき習慣を持っている。」とあります。ぜひ、完全を目指しすぎずに、途中経過も教えてもらいたいです。
posted by にこU・x・U at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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