
図書館で全巻セットを借りて、2日かけて読み終わりました(^・^)
琴子がナースをやっていたのとかは何となく読んだ記憶があるのだけど、細かい部分などは忘れているので新鮮な気持ち♪
まあ、アニメでやった部分は覚えているけれど。
作者が亡くなってしまって23巻で原作は終わってしまったけれど、アニメでは次回からその未発表部分に入るのでそちらも楽しみです。
今回、漫画を読んで改めてやっぱり漫画はいいな、と。
今、台湾ドラマがやっているけれど2話までざーっと見たけどイマイチ。
入江くんはカッコイイしイメージに合っているのだけど、琴子がね…。
あと、やっぱり入江ママはイメージに合う人がいなそう。
それ考えると『薔薇之恋』(薔薇のために)の配役って申し分なかったんだよね〜。
あと、入江くん役のジョセフ・チェンは『薔薇之恋』のときの葵役のほうが髪型とかも好きかな。
と、話が逸れてしまいましたが、漫画の話ですね^^;
通して読んでいちばん思ったのは、「琴子が頑張り屋さんで可愛い(*^。^*)」ってことかな。
ドジでお馬鹿なんだけど、本当に憎めないんだよね。
あと、入江ママがいいキャラで大好き♪
何かというとカメラにビデオで二人を追いかけて、困っていると変装して助けてくれたり(笑)
こんな可愛いお義母さん、よく設定を思いつくよね。
設定といえば、少女漫画ならでは、みたいな設定に感心。
琴子が入江くんとキスした回数を数えたり、結婚してからも入江くんにラブラブで毎日家で会うくせに外でも「あ、入江くんだ(*^。^*)」って大喜びでしょう(笑)
やっぱり、大人になるとそういうピュアな気持ちってだんだん薄れていくから、そういう気持ちを忘れずに描いている多田かおるって「すごいな〜」と思いました。
コミックの最後などに作者の近況が載っていて、聖千秋やくらもちふさこの名前がよく出てきます。
仲良しだったんだな〜。
最終巻ではくらもちふさこがメッセージを寄せているし。
二人とも大好きな漫画家で、多田かおるも急逝しなければ今もきっと素敵な漫画を届けてくれたんだろうな、と思うと寂しいですね。
聖千秋の漫画は今ドラマ化されているものはあまり好きではないのだけど、『イキにやろうぜイキによ』が大好きでした。
峻平ちゃん、ふだんは苫子さんに冷たいというか関心ないようなのに、いざというときは…(*^。^*)
かっこよかったなぁ。
多田かおるが「漫画の世界では冷たい男の子がだんだんヒロインを好きになっていく」みたいなのが好き、とコミックに書いているのだけど、峻平ちゃんもちょっと入江くんみたいなとこあるよね〜。
『イキにやろうぜイキによ』の中だったか、聖千秋の漫画に「ただ…多田かおる」なんて登場していたりもしました。(確か、苫子さんが友達に苦しい言い訳をしている、みたいなシーンだったと思うのだけど)
お互いの漫画でそういうのを見るとなんか両方のファンとしては嬉しいですね〜。
23巻ということで、ちょっと途中で飽きたりもしたんだけど(看護婦の前に教育実習の話があるのはちょっと余計な気も…)、やっぱり全部いい(*^。^*)
教育実習の話では、裕樹くんが琴子の練習通りに質問してあげるのとか、可愛かったな〜。
入江くんの「おれの奥さん、あんまりいじめんなよ」の台詞もイイ

琴子が公開授業のために4回も家で練習するのなんて「じーん」としてしまいました。
本当に琴子って一生懸命なんだよね。
私なら「頭悪いから無理」ってはなから諦めちゃうだろうことを、自分なりにできることを一生懸命頑張っていて。
入江くんが惚れるのも無理ないわ

裕樹くんといえば、好実ちゃんとのコイバナもよかった♪
アニメではさすがにエピソードが多すぎて入らなかったようだけど。
琴子が入江ママみたいに応援しているのが笑えた〜(*^。^*)
しかし、読み終わると何とも寂しい気持ちにもなりますね。
もう続きは読めないわけだし。
これは、完結している漫画でもそうなんだけど、しばらく浸ってしまって現実に戻れないという感じなのよね。
ドラマでもたまになるけれど。(『純情きらり』は重症でした)
本はあまりならないの。
読んですごく感動したりして、それで満足。
映画もあんまりならないかな。悲しい結末だとダメなこともあるけれど。
漫画だとなぜかいろいろ考え込んでしまう〜

とりあえず、アニメを楽しみにするか…。
最終回まで録画失敗しないよう気をつけようっと。